2016年1月14日木曜日

鍛治の授業録

みなさん、こんにちは。更新が遅れまして、申し訳ありません。

寒い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。鍛治です。
今日のブログは昨年12月から昨日まで兵庫県のとある大学の保育課で行った授業についてお伝えします(^-^)私に授業を作るチャンスをくれたのはこの人です。


ご存知の方も多いかもしれませんが、メインストリーム協会にふるくから関わりがあり大学の先生をしている小林さん君という方です。この写真では変顔?をしていますが某ゆうめいな公立大学で講師を勤めるなどたいへん優秀な方です(^.^)私はありがたいことによく講演を依頼されることがあるのですが、小林君はよく私に「言い放しでは駄目だ!」
ということを言われていました。講演では話をして終わりでその結果を知ることはあまり無いので、自分と一緒にと授業を作ってみないかと提案されました。私は学科が保育課だったこともあり即答でやらせて貰うことにしました。


この授業は昨年度に続き2シーズン目をむかえます。保育課というのは、文字通り生徒の大半が幼稚園や保育園の先生になることを目指しています。幼稚園や保育園というのは人生で始めて家族以外と集団生活を営む場ですよね。そういった意味でも健常児にとっても障害児にとっても携わる先生にとっても重要な場面となってきます。授業内容としては全部で4クラスあって、
それぞれ2回づつ授業を行いました。1回目は自分史とメインストリーム協会についてと社会モデルと医療モデルの違いなどについて話をしました。2回目の授業では私の話を聞いた上で、
3つのミッションを与えました。一つは「あなたは幼稚園の担任でそこへ鍛治くんが転入してきました。担任であるあなたは子供達に何と言って説明しますか?」
二つ目は実際に僕自信が小学校1年生のときに先生に尋ねたことを題材にしました。「先生、なぜ皆歩いているの?なぜ僕は歩けないの?」と聞かれた時に先生であるあなたは何と答えますか?
三つ目は、私鍛冶が自分のパートナーだったとすれば友人に何と言って説明しますか?
という三つでした。ルールとしては綺麗事は要らないということを決めました。


1クラス約30人で6グループに分かれて発表しました。発表の中には私の事を病気と伝えたりするグループも有りました。その際には、障害は病気ではないと伝えていったりもしました。二つ目のミッションでは、
神様からのプレゼントだよという様なグループもありました。
三っつ目の答としては半々位の割合でした。


私が授業の最後に私も含めて考え続けることが大切ではないかと話をしました。授業のレポートの中では2回の授業の中で障害者観が変わったとか、障害者観は多少変わったけれどそれは鍛治さんだからなど、様々でした。私自身もたかが二回の授業で障害者観が変わるとは思っていません。けれど、障害者観が変わっていく為には伝え続けないといけないと思っています。もっと僕自身視野を広げていかなければならないと思います。僕らでは当たり前でも世間では当たり前では無いことがまだまだあります。今日のブログは私鍛冶にしては、とても長文になりましたが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。皆さんこれからも一緒に障害者のイメージを変えていきましょう。そして、私もまだまだ未熟者で知らないことがたくさんあるので、色々教えていただけたら嬉しいです☆☆よろしくお願いします♪

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