2011年5月15日日曜日

被災地巡り3日目 被災地障害者支援センターみやぎ

こんばんは。佐藤です。
今日の被災地巡りのブログは私が担当です。

4月7日~10日まで、コタピーと福島・宮城をまわったのですが、そのときに現地で活動している方から聞かせて頂いた意見がきっかけとなり、今回の訪問団を企画しました。

希望者が多く、18人という大所帯になってしまったのですが、みなさん快く受け入れてくださっています。



さて、本日は12時スタート。かなり遅めです。
昨日から明日まで仙台に二連泊なので、洗濯など出来るように今日はスケジュールを少なく組みました。

本日のドライバーはこの方。

みなさんのお命は私がお預かりいたします

おー、おもしろいこと言いそうな顔してますね~



最初は仙台市若林区の荒浜地区を視察に行きます。
ここは覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、震災後すぐに、海辺に200以上の遺体が発見されたと報道された場所です。
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201103120543.html

僕はこのニュースを聞いたときにものすごい衝撃を受けました。
200を超える遺体の光景は、見た人は一生忘れられないでしょう。
さらに、このニュースは数日たっても流されていたので、現地は遺体があるのがわかっていても収容できないという過酷な状況なんだと実感しました。



前回来たときは通行止めで入れなかったのですが、今回は行けるところまでいってみることにしました。

見渡す限り、こういう光景です



高速道路をこえると、急に光景が変わります。ここからが津波が襲った地域です。
前回来たときは、全く手つかずという感じでしたが、今日は瓦礫が山になっていて、片付けが進んでいる様子でした。
しかし、それにしてもものすごい光景です。
戦争のあとのようです。




昨日訪問した南相馬市は瓦礫が少なく、全部津波にもって行かれたという感じなのですが、こちらは瓦礫がすごいです。ちょっとちがう光景です。

みんな、声が出なくなっていきました。
テレビや写真で見たものと同じ光景ですが、その場に立つとものすごいです。
通行止めで、海辺の方までは入れませんでしたが、ぐるっと回ることが出来ました。







 さて、そのあとはトイレ休憩と昼食(仙台名物の牛タン)をとり、被災地障害者支援センターみやぎの事務所であるCILたすけっとを訪問しました。

こちらがたすけっとの事務所。地下鉄の駅のEVの前にあり、立地は抜群!


代表の及川さん、事務局長の井上さんにお話しを聞かせて頂きました。

地震の時はたすけっとの事務所で会議をしていて、激しい揺れで、実際には3分間の揺れが10分くらい続いたように感じたそうです。
まわりからものすごい音がしたので、事務所のガラスが割れたのがわからなかったということでした。

及川さんと井上さん。


避難所に行ったら、すでにものすごい人が集まっていて、ここでやっていくのは無理だと諦め、事務所に戻り、みんなで泊まったそうです。
自宅はエレベーターが止まったので帰れなかったんですね。

写真を交えてお話し頂いたので、とても雰囲気が伝わってきました。
特に、避難所にものすごい人がいる写真、スーパーに並んでいる行列の写真がすごかったですね。
事務所の壁には、様々な情報や新聞記事が貼られています。

「上をむいてあるこう」はゆめ風基金から贈られたそうです。
神戸の書家がかかれたそうです。



夜は仙台駅前の中華料理屋さんで交流会。杉山さんが企画してくださいました。


幹事の杉山さん

総勢30人くらいの大交流会




9時に交流会が終わったのですが、僕と平下君はもう一度たすけっとの事務所に向かいました。
スタッフの方が事務所で飲んでいるからと誘って頂いたのです。
さっきは時間がなくてあまり話せませんでしたから心残りだったのです。
だから、行かずにはいれませんね~


本日2回目のたすけっと訪問。いろんな話を聞かせて頂きました。
こういうのいいですよ~

名前忘れたのですが、仙台の名物。味噌をしその葉で巻いてます。

東北名物ホヤの塩から。メッチャうまい!
大阪、東京からボランティアで来ているみなさんともお話しさせて頂きました。
少人数でお酒飲んで、いろんな話を聞かせて頂きました。
特に、スタッフの菊池さんは面白いですね~。
ネタかましながら話してくれるんです。
たすけっと最高!

明日はいよいよ最終日。
ちょっと早めに出発して、気仙沼、陸前高田、大船渡をまわって盛岡に行く予定です。
明日はひろしが書きますよ~




☆お・ま・け

DPI大丈夫?



天使の微笑み



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