2011年12月14日水曜日

和歌山石田裁判 大阪高裁判決!!

今日は石田さんの介助時間を巡る和歌山市との裁判の判決の日でした。

メインストリーム協会の事務所も留守番のまっちゃんを残して、総出でした。

裁判所内は撮影出来ないのでしばらく文章ばかりになりますが、ご了承ください。

裁判後の報告会の様子の写真は後半で紹介しますのでお楽しみに☆



本日のブログ担当

この裁判は石田さんに必要な介助時間を和歌山市が支給することを義務付けれるかどうかがポイントでした。

和歌山地裁では一定の範囲で、命とかに関わるかどうかで支給するように判決が下っていましたが、高裁ではさらに深く踏み込んで、自立生活を健康的に送れるかどうかで支給するように判決が下されました。

578時間を下回らないように支給するように判決文に記載されていました。

また、裁判長は一日18時間認めるように言っていました。

よって、一部勝訴となりました。


しかし、何故一部かというと、24時間が認められなかったからです。

残り6時間に関しては一人でも過ごせると判断されていましたが、何を根拠で言えるのか明確ではありませんでした。

厳しい判決になるのではないかと予想されていましたが、まあまあ満足できる内容でした。

この判決は国の総合福祉法が制定される過程で大きな影響を持つ可能性がありました。

もしも、厳しい判決だったら、全国の多くの重度障害者にとって大きな逆風となっていました。

石田さん一人ではなく、こんなに多くの障害者にとって重要な問題であることを裁判官やマスコミ、そして多くの一般市民に知ってもらう必要がありました。

だから、僕たちは全力で大阪高裁へ向かいました。



いざ、入廷!!

傍聴席に入れないくらい障害者が関西中から集結しました。また、札幌で同じような問題で裁判を行っている方もはるばる来られました。

抽選で選ばれた者だけが傍聴出来ましたが、外れた者も同じ気持ちを持って外で判決を待ちました。

判決後は大阪弁護士会館で記者会見と集会があり、弁護団から判決の詳細な説明がありました。



石田さん(中央)と弁護団


主任弁護人と和歌山のCIL代表



皆真剣に聞いてます。


後ろまで人、人、人

中原監督夫妻も真剣です。


新人の二人も。

眠そうな人もいるのかな?!

熟睡!!!

お疲れ様です。

男前?!


この裁判の詳細は今週のメルマガをお楽しみに!!

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