2020年7月29日水曜日

筋ジスzoomセミナー

梅雨明けが近づいて来ました。
お久ぶりです。藤原勝也です。
何事もなく今まで通り、元気にしています。
まだまだ長生きできそうです。
それにしてもコロナの第二波と思われる感染拡大は非常に恐ろしいです。
日本はなんとかなったと思ってたけど、そんな甘い話ではなかったですね。
今以上に気をつけようと思います。

ブログ再開されるまであらゆるイベントが中止になっていましたが、zoom等を活用した学習会、会議等が多くあり、結構忙しい日々でした。

会議室に一同で会してやることに慣れていたけど、オンラインとても便利です。

特に筋ジスは普段声を出しにくいですが、オンライン上なら障害のある無しに関わらず対等にしゃべれる感じがするので良いです。

その様な状況で筋ジス病棟や脱施設の取り組みの活動が広がり、言葉は不適切かも知れませんが、ワクワクした日々を送っています。

新しいことに挑戦でき、新しい仲間に出会える日々は自分の活動の幅を広げてくれます。本当に自立生活運動に関われて良かったと思える日々です。

本日は筋ジスプロジェクトで企画した筋ジス病棟の人と地域で自立した人との情報共有、交流を目的としたセミナーを実施しました。
 
全部で41人くらいが参加し、うち10数人が病棟からの参加でした。


自立生活を目指している人もいました。
また、ただ情報が少なくてスタートが切りにくい状況の人もいました。自立生活運動が始まって以来制度が整い、自立生活が当たり前になってきているのに‥
情報がなければ何もできないことを改めて実感しました。
まだまだ障害者運動で取り組むことがたくさんあります。

セミナーでは長崎の山口さんと徳島の内田さんが画像を交えてそれぞれの自立生活を語ってくれました。
自立の具体的なイメージがしっかり伝わっていいたと思います。


今後もZOOMでの病棟との交流は続けていきます。

コロナ禍でもアメリカのニューヨークでは脱施設がオンラインを利用して進んでいます。
日本には世界でもトップレベルの介助制度があるので、ちゃんとした政策があれば自立生活をどんどん進めていけます。
そんな社会を実現させるための活動の一部を担えてることは誇りです。

コロナに負けず前に進むのみです。

それにしてもALSの嘱託殺人の事件は衝撃でした。今だに難病を苦に自殺に追い込む社会が残っていることに怒りを禁じ得ません。マスコミでは安易に安楽死や尊厳死という言葉が使われ、多くの人を誤った方向に誘導させる恐れがあります。今回は安楽死でも尊厳死でもなく、ただの嘱託殺人事件です。自殺したい人がいて、それを助けても良いということになれば、世の中は無茶苦茶になります。説得して思いとどまらせるのが人の道でしょう。今回捕まった医者は報酬をもらっていたと報道されています。もっての他です。

どれだけ重度な障害を持っていても、地域で自分らしく生きている人がいますし、それをもっと社会に伝えていかないと障害を持つことは大変というイメージばかりが強調され、私たちが生きにくい社会となっていきます。死を選ばずに生を貫く障害者がわがままと受け取られることになったら、一大事です。

そんな世にならんように声を上げ続けていきたい。
そして、施設にいる多くの人が地域で生きれる社会をつくりたい。死ぬ権利より、生きる権利を強く保障することが不可欠だ。

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