2015年8月22日土曜日

ADAの衝撃!!!

こんにちは。数矢です。
昨日の予告通り、今日はアメリカへ研修に行った自慢をしたいと思います。

先週と今週にわたりメルマガでお伝えしたので読んで頂いた方もいらっしゃると思いますが、メルマガだけだとイメージしづらいと思うのでブログで写真を入れながらお伝えします。
メルマガはまだ読んでないわという方は、ブログを見てメルマガを読んで頂くとわかりやすいと思います。

皆さん、ADAという法律を知っていますか?簡単に言うと、アメリカの障害者差別禁止法です。
そのADAが、制定され25周年を迎えるということでアメリカでは大々的な祝賀イベントが予定されてました。
そんなビッグイヤーに合わせ、これからの障害者運動を担っていく若手障害者の育成を目的としたアメリカ研修ツアーである

米日若手障害者交流セミナー
「TOMODACHI ADA25 LEAD ON! TOUR」

がJILとDPI主催で企画されました。加えて、米日の次世代障害者リーダーとの強いネットワーク作りも目的となっていました。このツアーは「公益財団法人 米日カウンシルジャパンTOMODACHIイニシアチブ」の助成を受けて実施されました。

7月23日から8月6日まで、僕はぷーさんと一緒にアメリカのワシントンDCとシカゴに行っていました。
総勢約60名の日本の仲間と共に、渡米しました。

ワシントンDCのホテルのプールサイドにて集合写真
このADA25周年ツアーでは、様々なプログラムが用意されていて、たとえば・・・

ADAの25周年を祝うイベントに参加したり、

フリーダムバスというもので、
ADAの運動の歴史や活動家の功績などが展示されています。
全米を走って、25周年を祝っているそうです。
そのバスに、ダート淑子さんが乗っていらっしゃりました。
欠かさず、あいさつです。
ADA25周年 祝賀会レセプションです。
とにかく多くの人たちが全米から集まっていました。
また、NCILの会議(日本でいうJILのセミナー)に参加して、国会議事堂へマーチ(デモ)や議員オフィスへロビーイングをしました。

「LEAD ON!ADA!!!」とコールしながら、
マーチしました。
議員会館のオフィス前で記念撮影。
アメリカの議員会館は、めっちゃ広かったです。
また、NCILの会議では多くの若手障害者たちに出会いました。

ユースが集まる会議の案内をしてくれたパリヤさん。
確かまだ10代ですが、障害者運動にガッツリ関わっているそうです。
骨形のアリーさん。
僕が飛び入り参加したユースの会議で、
「私たちはこれからのリーダーではない、今もリーダーだ」
と言っていたのがとても印象的でした。

ワシントンDCのチャイナタウンで日本料理をご一緒した
視覚障害のアンさんです。
アンさんは学生さんで大学で心理学を勉強していて、インターンシップなどに
積極的に参加されているようです。
アメリカの若手障害者たち(特に女性)はパワフルで素晴らしいリーダーシップを持っていました。
僕も、負けていられません!

そして、シカゴでは全米で一番勢いのあるCILアクセスリビングに行ってきました。

アクセスリビングの屋上にて。
アクセスリビングは4階建てのビルで、
メインストリーム協会の約4倍ほどあります。
アクセスリビングの前で記念撮影
アクセスリビングはクロスビーアビリティで、建物も様々な障害をカバーできるようになっていて環境にも配慮されています。

アクセスリビングの代表のマーカさんです。
お子さんもいるそうで、彼女もとてもパワフルな方です。
シカゴでは、その他にシカゴ市議会にもいきました。

議長席に、座っちゃいました!!!
そんなこんなでたくさんの経験をして、多くの素晴らしい方々に出会えとても刺激的でした。

まじめなことだけではなく、もちろんアメリカを思う存分楽しんできました。
アメリカといえば・・・
メジャーリーグ!!!

シカゴのUSセルラーフィールド!
シカゴ ホワイトソックスVSニューヨーク ヤンキース
車椅子用の座席は100席以上あり、選び放題!!!

ここも!

あそこも!!ベビーカーも。

あり過ぎて余って、一般客も使ってます。


車椅子ユーザー同士で行っても、隣同士で観戦できますよ!
さすがアメリカですね。甲子園もこれだけ車椅子スペースがあれば、とても良いですね。
ちなみに結果は、ヤンキースの13得点という大勝でした。

次に、アメリカといえば・・・
JAZZ!!!

シカゴで有名なジャズレストランへ行ってきました。
しかし、ジャズレストランへ行くと入り口に階段が5段ぐらいあって、入れないと思いきや・・・

スロープが出てきて、楽々入店できました!!!
アメリカでは、ADAによって公共設備・商業施設において障害に基づいた差別をしないと定められているので、アメリカではほとんどのお店はバリアフリーになっていて階段があってもスロープが設置されてたり昇降機が付いています。

お土産を買うために訪れたスポーツショップも階段がありましたが、

このような昇降機が付いてました。

ここも楽々入店♪
公共交通機関も、とても使いやすくて

自動で出てくるスロープ。
運転手に気をつかわず、スムーズに乗り降りできます。

通路もこんなに広いですよ!

車椅子最大4台乗れます。
アメリカは地下鉄も発達していて、段差がなくスロープなくても乗れます。
たまに段差があったりしますが、その場合は・・・
こんなでっかいスロープを持ってきてくれます。
このように、アメリカはADAによって障害があってもなくても誰もが住みやすい街になっていました。ADAはアメリカに大きな「衝撃」を与えたことを肌身で感じました。

ここまで長々と自慢をしてきましたが、僕がアメリカで経験してきたこと学んできたことを活かして、もっと障害者が暮らしやすい西宮、日本にしていきたいと思います。

それと、リーダーシップを持って周りをどんどん巻き込んで行って、日本に新しい「衝撃」を与えられるように日々頑張っていきます!!!

☆おまけの自慢と答え

どでかいハンバーガーと1リットルのビール

ステーキとピザ

シカゴピザ!!!
これで2人前で、ぷーさんと二人で食べたんですが
食べきれなかったです(笑)
具もめっちゃ乗ってます。
皆さんも、アメリカに行って是非食べてください。どれも美味しいですが、太りますよ(笑)

昨日のブログでの最後の写真は、ADA制定の立役者ジャスティン・ダートさんが実際にお使いになっていた車椅子に乗せて頂きました。
LEAD ON!ADA!!!

1 件のコメント:

  1. ブログ読みました~~~! 素晴らしい記録をありがとうございました! 本当にお疲れ様でした。 一つ、数矢くんがCapitol(国会議事堂)のステップを登っている写真もみたかった~!

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