2016年8月15日月曜日

誤嚥

暑い日が続きますが、皆さん元気で生活していますか。

僕の前回のブログで筋ジスにとって肺炎が天敵と言っていたにも関わらず翌日誤嚥性肺炎で入院してしまいました。油断してしまってました。最近誤嚥することが増えてきていたのに十分な対策をとってなかったのが問題でした。いつも物が引っかかっても時間を置けば落ち着いていたので危機感がありませんでした。皆さんにご迷惑をかけることになり、すいませんでした。

今日は誤嚥について考えていきたいと思います。僕は来週の火曜日に本格的な飲み込みの検査を受けて何が僕にとって危ない食品か、どんな工夫が必要かが判明します。色んな物を食べてみるスクリーニング検査です。飲み込む様子を内視鏡カメラで撮影するそうです。その上で嚥下のリハビリを受けていくことになります。

日本食道気管科学会HPによると
誤嚥とは
食物や唾液は、口腔から咽頭と食道を経て胃へ送り込まれます。食物などが、なんらかの理由で、誤って喉頭と気管に入ってしまう状態を誤嚥(ごえん)と呼びます。誤嚥は肺炎の原因ともなります。
 誤嚥に近い状況として、喉頭流入があります。喉頭流入とは、食物が喉頭に流れ込むものの、声門より上にとどまり、気管には侵入しない状態です。
誤嚥は、さまざまな病気が原因となって生じます。飲み込みの反射(嚥下反射)が障害されていたり、飲み込む力が弱い、あるいは食道を通過できない、といった状態が、誤嚥を引き起こします。 神経や筋肉の病気の初期症状である場合もあります。また、のどの腫瘍(咽頭癌や食道癌など)でも誤嚥を生じることがあります。

誤嚥すると、むせる、あるいは咳き込むといった症状が出ますが、気道をまもる反射(気道防御反射)が低下している場合には、誤嚥をしてもむせないことがあり、肺炎を引き起こします。 


誤嚥の検査としては、さまざまなスクリーニング検査や、内視鏡を使った嚥下機能検査(嚥下内視鏡検査)が行われます。

誤嚥しやすい食べ物の特徴は以下のとおりです。


口の中やのど・上あごにくっつきやすい、粘りが強い
噛みきりにくい、硬い
水分が少なくパサパサしている
つるっと入りやすいもの・さらっとした液体
口の中に入るとバラバラになる
酸味が強いもの

僕がよく誤嚥するのが麺類(とくにパスタ)、ごはん、生野菜です。
ピーナッツやクッキーも危険です。また固形物が口や喉に残っている状態でお茶を飲んだ時にむせて誤嚥します。薬を飲む時も緊張します。
退院後は食事のとき口の中に食べかすが残ってる場合、食べかすを口から出してから次の物を口に入れる等慎重に食事をとることで誤嚥の確率がかなり下がってきました。
あと、吸引機とかカフアシストを今までよりはちゃんと使うようにしています。
10年以上前から使っている機械
日常生活用具の制度で購入できます。
もう耐用年数が過ぎたので、もっと持ち運びができる小型の機械に変えていく予定。

カフアシストとは
Experiencing a natural cough-カフアシスト E70 は、非侵襲的な排痰補助装置です。咳の代用として、気道クリアランスを維持します。筋ジスなど咳をする力が弱くなった人が痰を吐き出せるよう咳をするのを補助する。

朝使うと痰が結構出てきます。
寝てる間に唾液とかを誤嚥してしまっていて痰が発生しているから
自分の体調管理をしっかりし、病院に行く判断を瞬時に下せるよう気を付けていきたいです。
もう今年は入院しません。

0 件のコメント:

コメントを投稿