みなさん。こんにちは。久しぶりの藤原勝也です。
なかなかみなさんとお会いすることは少ないですが、元気に生きています。
一週間に平均3回以上Zoom会議など在宅ワークの真っ只中です。
今日のブログは事務所の中というより僕の最近の活動の一部を紹介します。
まず今日は呼吸器部門のZoom会議でした。
筋ジス病棟の未来を考えるプロジェクト、個別支援などを毎回話し合ってます。
メインのスタッフにとらわれず同じ思いをもって活動する呼吸器ユーザーが参加しています。知らない方もいると思いますが、僕の写真のすぐ下が僕の弟のTです。
コロナが落ち着けば対面での会議もメインに関わる神経筋疾患当事者との交流会も再開したいです。
話は変わりますが、メインと別件で最近、病室WIFI協議会という団体に加わり活動しています。
ホームページは以下のURLです。
https://wifi4all.jpn.org/hospital/index.php
現在日本の病院のほとんどでWIFIはなく、通信が制限されている状況にあります。
その理由の多くは通信が医療機器に影響を及ぼすからということです。
しかし、総務省等の研究では悪影響を与えないと言われています。
また多くの国々では病室でWiFiが使える状況にあります。
さらに多くの病院では職員などが利用するWiFiが整備されています。
もはや悪影響を及ぼすから整備できないという理由は成り立ちません。
この活動ではネット環境が日本のどこの病院でも整備され、入院患者が自由に家族や友人、支援者と連絡がとれる環境の実現を目指しています。
特にコロナ禍において家族や友人との面会が禁止される状況ではなおさらオンラインを活用できるように環境を整える必要があります。
この協議会のメンバーには白血病など病棟での長期療養が必要な疾患を経験した人もいます。有名人でいえば元フジテレビアナウンサー笠井さんもメンバーの一人です。
自分の携帯やポケットWiFiを利用したらいいじゃないかと思う方はいると思います。
しかし、デジタル社会を目指すのであれば、ネット環境の整備は電気、ガス、水道、電話線などのライフラインと変わらないのではないでしょうか。
また聴覚障害の方にとってはコロナ禍において手話通訳、要約筆記の人たちを伴って病院に行くのは困難です。
ネット環境があればリモート通訳を受けることが可能となります。病院から病気の事の説明を受けることは当たり前のことです。その説明を受けるのにお金を請求された人はいないでしょう。障害があるからという理由だけでそれ以外の人と比べて別途費用がかかることは機会均等とは言えないでしょう。
そもそも筋ジス病棟は単にネット環境があっても問題解決はしません。
機器を利用するには様々な介助が必要だし、職員の状況によって対応してもらえない場合も多くあります。また自立するには外部から情報を得て、外部に相談する必要があります。
そういった問題も障害以外の世界の方にも知ってもらいたいと考え、その活動に僕は参加しました。
またお時間がありましたらURLを是非ともみていただきたいです。
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