2012年3月6日火曜日

介助スタッフ会議

こんばんは。植木です。
今日のメインは介助スタッフ会議でした。


今回の議題は「介助スタッフの役割」でした。
メインの今後の動きに関わってくることなので、障害者スタッフも何人か加わって話をしました。

障害者スタッフはそれぞれ何らかの役割を持っています。
しかし、健常者の場合コーディネーターと介助スタッフで役割がだいぶ違っていました。
コーディネーターはコーディネート以外にも研修の企画やアテンダントの対応、保険、海外研修生の通訳やホームステイのコーディネート、その他様々な雑務をやってきました。
介助スタッフは基本的に介助業務が主なので事務所に来て活動に関わる機会が少ないという現状がありました。





そこで、コーディネーターの仕事を一度全て洗い出して、コーディネーターでなくても出来る仕事は、担当を決めてやっていこうということになりました。
それと同時に、障害者スタッフも現在メインが取り組んでいる活動を整理し、それぞれの役割を確認しあうという作業もしています。
それぞれが、しっかりやっていくことを決めてそれを極めていこうということです。
という訳で、現在のメインの業務をずらーっと書きだしてみました。




A3用紙にびっしり・・・多い。
どこに興味があるかを一人ひとりが発表しました。


障害者スタッフの会議でも同じようなことをしましたが、障害者スタッフは普段一緒に仕事をしているのでなんとなくどこをやっていきたいかは予想がつきました。
しかし、健常者スタッフは今までは介助とコーディネート以外の役割を明確に持って活動するということはあまりなかったので、誰がどの役割に興味を持っているかは聞いてみて興味深かったです。


ただ、ひとつ問題になったことがありました。
それは、健常者スタッフが障害者運動やピアサポートにどこまで関わるべきかということです。
一緒にメインで働く仲間として、ピアサポートや運動にも興味を持って勉強したいという人は結構多かったです。
それはすごく嬉しいことで、一緒に活動していく事で活動の中身に広がりがでたり、より多くのことを共有できると思います。
しかし、この2つは障害者の当事者としての視点が大変重要になってくるため、下手をすると運動の方向性や組織としての価値観が変わってしまうというおそれがありました。
ということで、後半は急遽障害者スタッフも参加して話し合いました。



やはり、この問題は自立生活センターの根幹にも関わることなので、今後またゆっくりと話し合うことになりました。
先月から、誰がどんな風に働いていくかを一人ひとりが考える場が何度かありました。
どのような形になるかはまだわかりませんが、一人ひとりがこのメインで本当にやりたい事は何かを改めて考える時期にきています。
一定の形が出来るまではもう少し掛かりそうですが、新体制ができたらまたこの場でお伝えできると思います。

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