2016年10月20日木曜日

昨日の藤原勝也

皆さんお疲れさまです。
先週、寒くて今週は暑くて身体を慣れさせるのに大変な季節が続きますが、元気でしょうか。

さて、本日のブログは昨日の僕の仕事について紹介します。
毎年恒例となっている意見交換会です。


高橋・廣内・茂上・藤原の4人で行きました。

僕らは空港リムジンバスと高速バスのバリアフリー化の件を担当して意見を述べました。

ご存知のようにリムジンバスや高速バスは現在、車椅子のままでは乗車できません。
そのため関空を利用する際、電車で片道2時間弱くらいかけて行かなければなりません。
バスなら1時間程度で行けます。車椅子利用者は不便を強いられています。
バス会社と交渉した際、リフトをバスにつけるとトランクが狭くなるので難しいと言い続けられていました。

ところが、状況は変化しました。
新型のリフトバスが開発されました。日野自動車が販売しています。

このバスならトランクスペースは10%だけ狭くなるだけです。
成田・羽田空港それぞれで三台運行されています。

関西でも運行するように伝えたところ関西のリムジンバスを運行している会社と近畿運輸局で話し合い
の場を設けていて、成田の京成バスを全社で視察し検討していくとのことです。

そして2019年までに関空~神戸間で運行することが決まっているそうです。
合わせて高速バスの件も伝えました。

淡路や徳島に行く際、階段式のバスばかりで車椅子利用者にとってはとても行きにくい場所です。
毎年、淡路へ墓参りに行くアニキが実情を訴えてました。

是非、検討会で良い議論をしてもらって関西でも運行数を増やしてほしいです。

ちなみに、国のバリアフリーの目標では平成32年度末で25%に増やすことになっています。
東京オリパラもあるので国としても本腰を入れている感じでした。


他にはホームドアの設置、無人駅、駅の照明、新幹線の予約等について話しました。
東京の青山1丁目の転落事故、先週の近鉄線の転落事故を受けてホームドアの設置のための補助金が増額されそうです。

今後、関西でもホームドア設置の計画が進むみたいです。
これ以上については未発表のため記載できません。ご了承ください。

大阪でホームドアと段差解消で先進的に取り組んでいる大阪市営地下鉄の千日前線を紹介します。
傾斜をつけて段差も解消されています。

隙間も解消されています。

これならスロープ板を頼まなくてもスイスイ乗車できます。

鉄道会社と交渉する時、ホームドアの件でよく言われることはドアの枚数の違う様々な電車が乗り入れているので、設置は難しいということです。
しかし、三菱重工が開発した「どこでもドア」というホームドアでは様々なドア数の車両に対応できるようになっています。

近畿運輸局との話し合いの後、谷町4丁目~谷町9丁目へ移動してアクセス関西運営会議がありました。
先週のアクセス関西奈良集会の反省と11月と2月のバリアフリー当事者リーダー養成研修について話し合いました。

いつも代表として司会をやっています。

モガちゃんも運営委員としていつも参加しています。

東京オリパラのバリアフリーの動きが東京にとどまることなく、全国に波及するように
当事者として声をあげることが重要だと改めてにんしきできた一日でした。

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