2018年7月19日木曜日

人工呼吸器利用者の地域生活の理解を広める

今日もとても暑い日です。
今年の夏はこんな日が続きそうなので例年以上に体調管理に努めたいと思います。
アテンダント活動がやりやすい環境もしっかり考える必要があります。
外出の際は休憩をこまめにとるとかエアコンをいれるとか重要です。

最近の僕の活動について報告します。
先週は福井と金沢へ行って来ました。プライバシーの問題もあり、写真はありません。ご了承ください。

メインストリーム協会とつながりが深い福井のコムサポからの依頼で福井県立大学に講演へ行きました。
僕の自立生活の映像を観てもらい、ふるきんが筋ジス病院からの自立の話をしました。ふるきんは病院施設に入っている人がおちいる問題をインクルーシブに絡めて話していてとてもわかりやすかったです。
興味のある人は彼から話を聞いてください。

みんな熱心に聞いてくれていました。
呼吸器部門の初の対外試合は成功したと言っても過言ではありません。

今年の10月には京都のJCIL、大学教授(自立生活運動に精通している)、メイン共同で筋ジス病院からの自立に関するイベントの開催を検討しています。

いっそう良い活動ができるよう精進していきたいです。

自立生活が僕らの世界で常識となって久しいですが、人工呼吸器利用者や筋ジス病院で入院している人にとってはまだまだハードルが高いです。
いまだに危険だからというその一言で長期入院を強いられている人が全国でたくさんいます。

しかし、僕の経験では病院から自立してすぐに死んだ人はいないし、むしろ元気になる人が多い気がします。自分の人生を自分で決めて送ることが最大の特効薬と言えます。
気持ちが大事です。意欲が奪われると人間は弱くなります。

今回の北陸訪問で筋ジス病院から自立を目指している人の会議へ参加することも目的の一つでした。
全国各地で都市部も田舎も関係なく、人工呼吸器利用者の自立が広がっていくことが大切です。
一人でも増えるよう声を上げて行きたいです。

僕の自立や仕事は特別なことではなく、誰もができることです。にもかかわらず悔しい思いをしている人が多くいることは悔しいです。
そんな社会を変えたいからこそ僕はこの活動を死ぬまで続けていきます。

藤原勝也

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