2012年4月24日火曜日

世間話講座?!

こんばんは。
植木です。
今日は先日の「アホでも分かる制度講座」に引き続き、スタッフによるスタッフのためのレベルアップ研修の第2弾がありました。
その名も「鍜治先生による世間話講座」です。


世間話講座って何やねんって感じですかね。
世間話というのは、言うまでもなく何気ない会話、雑談でそんなことは講座なんかしなくても自然と出来るやろと思う方もいるかも知れませんが、意外と(?)メインの障害者スタッフの中では苦手意識を持ってる人が多いんです。
そこで、朝から晩まで常に喋っている鍜治先生が講師になり世間話の極意を話してくれました。


まず、なぜ世間話が苦手なのかを一人ひとり聞いていきました。


「恥ずかしいから」や「大勢の中で話すのが苦手」などもありましたが、「言語障害があるから」や「小さい時から話す機会がなくどこから入っていったらいいか分からない」など障害者特有の理由もありました。
確かに障害があることで施設や親元にいる時間が長い人は一般社会で自然と身につく「世間話」をしてこなかった人もいて、経験の少なさから苦手意識を持っている人も少なくないようです。
しかし、自立生活センターのスタッフは社会を変えていくためには伝えていくことがなによりも重要です。
メインの事務所に初めて来た人に、私達がどんな風に生活していて、どんな活動をしているかを伝えることはその人の障害者に対するイメージを変えていく事になります。
私達が普段当たり前に感じていることの中にも、「初めて知った」「へーそうなんだ」ということがあり、それを当事者が直接話すことが大切なのではないかと力説していました。
結局、話というのは経験を積んで上手くなっていくものなので待っているだけではなく、とにかくすべってもいいから話をしていくということが重要みたいです。
そうはいってもこれだけでは講座にならないので、アシスタントのかなことの実演(?)を交えながらいくつかのポイントを教わりました。


意外と重要だと思ったのは「相づちは大きく!」ということです。
鍜治先生の分析だと盛り上げ上手の人は相づちがオーバーリアクションぐらい大きいそうです。
確かに、相づちがしっかり返ってくるともっと話したくなりますねぇ。
また、相手に自信をもって楽しく話せる得意分野やネタを考えておくのも結構効果があるとのことでした。
他にも、言語障害がある人は他の人と連携をしていく方法など色々なアドバイスをもらいました。


自分もあまり世間話が得意ではないので、今回の講座で喝を入れられた感じです。
来月また講座があるようなのでそれまでネタを色々考えてみたいと思います。

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