mainstream days: 差別解消法成立まであと一歩

こんにちは。サトウです。

この一週間は、御堂筋でデモしたり、韓国から研修生が27人も来たり、

東京のデモに行ったりと、結構忙しい一週間でした。

一昨日のブログで植木が報告しましたが、

6月5日に東京で「障害者差別解消法の今国会での成立を求める東京アピール行動」（JDF東京主催）があり、5人で参加してきました。

日比谷公園からの国会請願デモだったのですが、国会議員がものすごい出てきてくれて、びっくりしました。

衆議院議員のみなさんです。
ここは国会裏の議面というところなのですが、ここに議員さんが出てきてくれるのです。
衆議院では5月31日に全会一致で可決しましたので、今回はお礼に伺いました。
前列右から2番目がこの法案提出に長年尽力してくださった公明党の高木美智代議員です。
「いままでたくさんの請願を受けましたが、みんさんに「ありがとう！」とお礼を言っていただいたのは初めてです」
とおっしゃって、爆笑を誘っていました。

こちらは参議院議員のみなさん。
いま参議院はO増５減の法案でもめており、差別解消法の審議の見通しがたっていません。
『差別解消法の成立いつやるの？」　⇒　「いまでしょ～」のシーン。

こんなにたくさん出来てくれたのは初めて見ました。
さすが、全党賛成しているとすごいですね。

各政党の代表者が挨拶してくれたのですが、
なかでも社民党の福島瑞穂議員が印象的でした。
2010年1月12日の第一回目の障害者制度改革推進会議で、
当時担当大臣だった福島瑞穂議員が、最初の挨拶で
「障害者基本法の改正、総合支援法の制定、差別禁止法の制定、この3つをやって欲しい」
と言われました。
紆余曲折はありましたが、3つ目の差別解消法が成立まであと一歩まで来ている。
なんとしても差別をなくするためにこの法案を作りたい、という趣旨のことを
話されました。

ずっと思い入れを持って取り組んできてくださった人なので、
スピーチも気持ちがこもっていて、感動しました。
本当にあと一歩まで来ています。
参議院はO増5減の法案でもめて止まっているようですが、
なんとしても、今国会で成立させてほしいと願っています。

さて、今日もメインストリームはフル稼働でした。
写真でご紹介。