2015年2月27日金曜日

現在 過去 未来

みなさん、夜遅くにごめんなさい。

最近、僕は日にちが迫っている企画に向け、自立してからの日々について色々振り返っています。

その中で、様々な写真を見返すことがありました。

今回は普段の事務所から離れ、僕の思い出の写真を紹介したいと思います。

1999年5月

自立生活スタート

なんか変な笑顔ですね・・・

まだ何も知らない感じです。

この頃の僕はコミュニケーションが非常に苦手で、まともに人と会話できない感じでした。

それまで家にずっといることが多かったので、どうやったら良いのかわかりませんでした。

まあ、今でも微妙ですがね(笑)


しかし、自立したからこそ痛感できました。

やはり、重度障害者は自立してこそ、本当の人生の始まりですね。

最初は、アテと関係を作るのが苦手で、時にはぶつかることもありました。


でも、ぶつかってくれた人がいたおかげで、成長できたと思います。

試行錯誤の日々だったなあと思い出します。


そんなスタートを切った僕ですが、自立生活にも慣れてきて、小さいころからの夢を実現させました。

2002年9月
今まで僕が行った最高標高地点です。

今にも天に召されそうです(笑)

が、まだまだ僕は元気です。

僕が自立を始めたきっかけは、大学進学でした。

重度障害の人生を変えるには、勉強して資格を取るなりして、仕事をしないとダメだと考えていたからです。

しかし、メインと出会い、考え方が大きく変わりました。

別に勉強なんかしなくてもよい。だって、世の中勉強する人しか地域で生活できないかというと、当然そんなことないでしょう。

人が地域で自分らしく堂々と生きていくことは、誰にも与えられた当然の権利です。

それを実現させようとしている、自立生活センターの活動に魅了されていきました。

TRYとか、上限撤廃交渉とか、メインのイベントとかに関わるにつれて、ここで活動したいと思うようになりました。

さらに、自分を大きく変え、もっと成長させてくれるにはここしかないとの思いがありました。

そして、自分の生き様を見せることで、多くの人の心を変えるような人間になりたいと思いました。

残念ながら、まだその域には達していません。人生すべてをかけていく必要があるでしょう。

結果として、大学は留年することになりましたが・・・


2004年5月
メインのスタッフになりました。

しかしその矢先、段々呼吸が衰え始めました。そして、人工呼吸器ユーザーのフォーラム(今夢宙センターがあるオスカードリームで開催)に参加したことをきっかけに、呼吸器を着けることになりました。

2004年6月末のことでした。

呼吸器を着けてどうなったかに関しては、またいつでも僕に聞いてください。
また、3月8日のイベントでも少し触れることになるでしょう。

2006年5月末 人工呼吸器利用が24時間に

ここが、僕が精力的になるスタートラインです。

国際協力で様々な国へ行ったり、研修生と遊びに行ったり、運動にもっと関わったり・・・・・・


夜遅くまで、事務所にいることも増えました。

本当にメインでの活動が楽しくなりました。

今日までの僕の活動をざっと見ていきましょう。


モンゴルセミナー道中

TRY2007inKOREA

2012年コスタリカ

2010年モンゴルセミナー

2011年台湾

研修生と温泉

条例づくり会議後

甲子園ツアー



イベント
中南米研修 ホームステイ
講演会
2011年台湾セミナー
あと、交渉とか様々ありました。

挙げればきりがないので、この辺にしておきます。

事務局日記、海外支援日記等で調べてみてください。


僕の活動はまだまだ進行中です。

これから何十年と続けていきたいところです。しかし、一番大事なことは、自分の役割を最大限はたしていくことです。

特に、人工呼吸器を取り巻く社会環境はまだ厳しい状況です。僕の人生を全て費やしても、完全には変わらないでしょう。

でも、何かをやらないと社会は変わりません。

一度、挫折した呼吸器の活動を今度こそ絶やすことなく続けていきたい。


今日はブログの場を借りて、今の僕の気持ちを綴らせていただきました。

最後に、今の僕があるのは多くの人の支えのおかげです。これからもよろしくお願いします。


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